↑ 本社の写真です。
本日、9月8日は株式会社Amazing Sports Lab Japanの設立記念日です。
会社を設立したのが2004年9月8日。とはいっても、実際には同じ年の6月21日に個人事業主として申請しているので、自分の気持ち的には6月21日が独立した日という認識ですが・・・。最初に会社を作ったときの名前は、Mundo Alegreというスペイン語の名前で、訳すと「楽しい世界」。楽しくやっていこうみたいな軽いのりでした。今の会社名になったのは2006年、スペインにあったAmazing Sports Lab社と提携するときで、本当は株式交換などをする予定でもあったんですが、結局着地せず、名前をもらい、長期的に提携をという話でしたが、先にあちらが潰れてしまって、結果うちだけが残ったという落ちです。
以下の記事によると、会社が設立後10年残る確率は6.3%。うちはなんとか6.3%の中に残れているわけですが、13年やってみて感じたことは3年スパンぐらいでマーケットの趨勢が変化していきます。その変化に気づいて変わっていけるかが肝かなと。
実際、弊社も2004年~2006年ぐらいまではファン向けの事業しかしていなくて、2007年にはじめて選手向けの事業を開始。そこから2012年ぐらいまではファン向けの事業がメインで走りながら、選手向けの事業の割合が上昇するという流れでした。2010年ぐらいまではファン向けの事業が90%、選手向けの事業が10%ぐらいだったと思います。それが今では、選手向けが95%、ファン向けの事業が5%ぐらいと、完全に入れ替わっています。時代の変化に気づかずファン向けの事業だけに集中していたらおそらく今うちの会社はないでしょう。
詳細は書きませんが、選手向けの事業の中でもその中身は初期の頃と大きくかわっていて、2013年頃のやり方で今の事業を進めるとおそらくうまくいかないでしょう。そういった意味では2017年のやり方は2020年までは続かないことは明白であり、ここからどう進化していくかが経営者としての腕の見せ所であります。
僕は、2020年の東京五輪の前と後でさまざまなバランスが崩れると予想しています。スポーツ界にとってはプラスの面もあるだろうし、マイナスの面もあるだろうと思います。大切なのは起こりうる変化を予測して、そこに向けた準備をすることです。もっというと、五輪直前直後のふわふわした状況のマーケットの中で新たな価値観を創出して、マーケット(僕でいうとサッカーのマーケットですが)をリードしていくためにどういう仕掛けを準備するのかというところまで考える必要があると思います。ほとんどの人が五輪のために準備をしているでしょうが、大切なのは五輪後だと僕は思っています。そのためにはここから3年何をしていくのか、しっかり見極めたいと思います。