今日は悩みを話そうと思う。
会社経営で一番難しいこと、それは人を育てることだと思います。
本当に難しい。
なんの案件をするにも結局自分でやったほうが圧倒的に早いし、同じ案件をやっても自分でやったほうが売り上げがあがる。
ただ、だからといって何でもかんでも自分でやってしまうと自分のキャパ=会社のキャパになってしまう。
体力のある企業だと、スタッフが失敗するのをあえて見届けて、失敗でわからせるという手法が取れるのだけれど、僕の会社の場合、そうも言ってられない。
仕事を教えようと思って、仕事を振ってみるのだけれど、悶々と進まない状態を見て、結局最終的には自分がまわしてしまってる。
「これはこういう風にやったらいいのに」と口を挟みたくなるのをぐっと我慢して、成長を見守るのはなかなかできない。
そしてさらに問題なのは自分が忙しすぎてゆっくり仕事のノウハウを教える時間がないこと。
だからといって自分で考えろといって、自分で考えて成長してくれる人間っていうのはたぶん10人いたら1人いるかいないかぐらいで。
結論としては人は自力でしか育たないんだと思う。自分の意志で自分を変えることができた人のみが育ち、そうでない人は淘汰されていく。
みんな、人間の能力には差があると思ってる。
それは違う。
「自分の意志」の動かし方に差があるだけだ。
1日ではほとんどわからないけど、1年、10年たてばそれは圧倒的な差となる。
「自分の意志」で自分を変えようという気をおこすきっかけを与えてあげる方法を探さないとなあ。