Amazing Sports Labの構想

2007.6.1

Amazing Sports Labと一緒に会社を作るという構想は、実はスペイン側だけで出来上がった話ではなく、Amazing Labの依頼を受けて、日本側のパートナーを探すというミッションを行っていたある人物(以下、W氏)が仕掛けていました。

実は、このAmazing Labの構想は、Amazing Labから、すでにプロジェクトでパートナー関係にあった会社に勤めていたW氏の元へ直接話が行き、そしてW氏はAmazing Labの構想にマッチする人材及び、投資家を探していました。

W氏は、実は私が2005年にはすでに会っていたことのある人物で、ミーティングも何回かしたことがある人物でした。

当時、この人と一緒に働ければ面白いだろうなと思っていました。 逆にW氏の方も同じことを考えていたようで、Amazing Labの構想があがってきたときに、Amazing Labに僕の会社を真っ先に紹介してくれました。

そして、3月に入り、今回の構想に参加するメンバーと一同に介した際に、別会社にして立ち上げるより、僕がやっている会社の名前をAmazing Sports Lab Japanに変更したほうがいいんじゃないかという話がもちあがりました。

ただ、この話が持ち上がった後、Amazing Labとしては、株式を51%以上持つというのが必須条件でした。

今の会社の価値を算定して、51%まで会社を買い取るという話だったのですが、会社を興して1年しかたっていない僕が会社の価値をいくらかと判断できるわけでもなく、本当にわからないことだらけでM&Aの本とかを読みまくりましたよ。

「君の会社はいくらだ?」みたいなことを聞かれても、知るか。って感じでした。笑

とはいっても、交渉はしないといけないし。

ただ、自分が考えて作った仕組みに対して、それを評価してくれて、興味を持ってくれたというのは、凄い自信になりましたね。

どこかの大企業の看板を背負ってした仕事でもなく、自分が一から作り上げたものが評価される。

自分という人間そのものが評価された感じで、本当に嬉しかったです。