体が2つ欲しかった日

2007.4.23

ソシオ受付代理店オフィスを開設したのが、2004年6月21日。
JSVを退社したのが、2004年7月30日。

多分、この約40日間がこれまでの人生で一番働いた時期だと思います。

JSVの仕事を終え退社した後に、ソシオ受付の仕事をなんとかこなせていたのはJSVの仕事がほとんどなかったからでした。ただ会社にいただけです。

それが、あるタイミングをきっかけにとんでもないことに巻き込まれていくのです。

それは、7月の初旬に入ったある1本の電話でした。
商品部から転送されてきたその電話は、スペインのAmazing Labという会社のマルコスという人物で、いきなりスペイン語で早口でまくしたてるのでした。

<マルコス
「我々は、今夏バレンシアCFというチームを日本に連れて行く。選手を連れて行けるのだけども、お台場のバレンシアショップでイベントをやってもらえないか」

<わたし
「お台場にはバレンシアショップはないけど。」

<マルコス
「じゃあ、どれかのショップを1日だけバレンシアショップにしてくれないか?」

<わたし
「われわれは今民事再生中だから、たぶん無理だと思う。」

<マルコス
「え?そうなの??でもとりあえず聞いてみてくれ。」

普通に考えたら無理な話なのですが、ソシオ受付代理店でうまくいった直後だったので、なんとかなるかな~と勝手に考えて他部署を説得することになったのです。

そして、会社でスペイン語を話せるのは僕しかいなかったため完全に窓口となってしまい抜けられない状態に。。。

そして、最終的には、8月3日にお台場のショップの一つを完全につぶして、1日バレンシアショップをすることになりました。

まじで~~。選手の通訳やん。めっちゃ楽しみ~と思ったのも束の間。 8月3日にエコパで開催されるジュビロ対FCバルセロナの試合のソシオ限定公開練習の現場の仕切りとして、バルセロナから別途要請が入ったのです。。

8月3日、バレンシアの選手の通訳をお台場で。
8月3日、FCバルセロナ公開練習の現場仕切りを。

無理やん。これ。