FCバルセロナサッカースクール(FCBESCOLA福岡)開校!

2009.7.9

本日、FCバルセロナサッカースクール(FCBESCOLA)福岡校の開校に向けた記者会見が行われました。

おそらくいろいろな媒体で名前がでると思うので詳しくは書きませんが、ガーディアンシップという会社とバルサとの直接契約です。

僕の立ち位置は、まあ、お手伝いというか、コンサル的な位置づけですね。

【このプロジェクトの発端】

僕もプロジェクトの最初から関わっているのですが、このプロジェクトにかかって、随分日がたったなあと思ったら、最初にメールでこういうことをやりたいのですがというのをもらったのが、2008年1月でした。

実は、2007年に私がヒューマンアカデミー名古屋校で講座をした際に、ヒューマン側の担当者であった方が、僕の講座の中ででてきたバルセロナキャンプ の話を聞き、ぜひ日本で常設スクールを作ってみたいという話から始まりました。

最初はあまり本気に捉えていなかったのですが、時間がたつにつれて少しずつ話が具体化していくなかで、パートナーも見つかり、一緒になって進んでいきましょうとなったのが、去年の9月。

そこからでも10ヶ月がたちました。途中、何度もちょっと無理かなあと思ったりもしたのですが、関係者みなさんの強い意志の元、行政の力も借りつつ実現できました。

交渉などで僕も関わっていますが、今回の案件が実現できたのは完全に担当者の意志の強さと粘りによるものだと思います。

とはいってもこれからがスタートなので、頭をリセットして1からはじめることが重要なのですけどね。

【FCBESCOLA福岡とバルサの意図】

コーチは、バルセロナから派遣されるカタルーニャ人コーチと2006年から現地FCBESCOLAのコーチとして活躍する村松尚登氏。

正直、日本で現地でも非常に評価の高い2名のコーチからじきじきに教えてもらえるというのは千載一遇のチャンスだと思います。

メソッドについては、村松氏のブログ にもいろいろ書かれていますので割愛しますが、バルサキャンプでもおなじみのメソッドです。

バルサはどういう意図で今回のスクールを開校するのですか?

とよく聞かれます。

ブランドの拡大、選手発掘、サッカー普及、商業的発想、いろいろ思われるかもしれませんが、実は全部正解です。

選手発掘を目的としてはいないのですが、いい選手がいたら当然現地にも推薦するし、ビジネス的にも成り立たせたし、地域のサッカーレベルバルサメソッドであげていくという発想もあります。

でもね、やっぱりやるからには、選手を育成して、将来バルサのカンテラもしくはトップチームでプレーする選手がでてくることを期待したいですよね。

【今後】

今後は、福岡を皮切りに、全国10都市ぐらいには広げていきたいというのが、ガーディアンシップの北社長の意向です。とはいってももちろんバルサの意向がまず第一ですからどうなるかはわかりません。

もし人工芝、もしくは天然芝のグラウンドで、1面(サッカー場)使えるところを知っているよ~という方はご連絡ください。グラウンド確保が大変なのです。笑