韓国人の13歳選手がバルサカンテラに入団!

2010.2.28

バルサが韓国人の13歳選手と契約したとSPORT紙が報じています。

下記、間違っているところもあると思いますが、ざざ~っと訳してみました。

バルサは、今夏パクシェンホ(と読むのかな)を獲得することで合意した。数日前から、バルサの施設で練習をしているまだ13歳でしかない韓国U13代表のキャプテンを獲得するということになると非常に大きなニュースとなるだろう。

契約は簡単ではなかった。バルサは素早く動いた。というのも、バルサはレアルマドリードのようなクラブが少年やその両親を説得してしまうことを避ける必要があったためだ。

シェンホはまだ約束された選手ではないが、彼の年齢にも関わらず、韓国ではスターであり、現地では韓国のメッシとい言われてる。彼がどれほど有名かというエピソードとしては、ナイキが大型契約していることからもわかるだろう。

彼はプレーでインパクトを残したのだ。数か月前、バルサのU13の大会に参加した際、彼のプレーはスタッフの目にとまった。数日後、彼と彼の両親がバルサの施設を訪れ、練習に参加した。

その後、バルサは彼の獲得に関して、両親がバルセロナに移住することも含めた契約に合意した。

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数か月前、確か、10月末だったと思うのですが、韓国人の子がバルサのテストを受けに来ているという話を耳にしていましたが、まさかこれほどとは思いませんでした。

日本人ではなく、韓国人なので、ちょっと悔しい気もしますが、半面、アジア人がバルサカンテラでプレーできるという証明ともいえますので、うれしくもあります。

弊社で毎年開催しているFCバルセロナキャンプ。現地バルセロナからバルサスクールコーチ陣を招聘して日本の6歳~12歳の子供たちにバルサメソッドを教えています。

そして、キャンプの最優秀選手はバルサスクール選抜の一員として毎年海外の大会に招待しています。

2009年の最優秀選手の子は、まだ小学2年生ですが、今年4月にベルギーで行われる国際大会にバルサスクール選抜の一員として参加する予定です。

年齢的には、ここで認められたとしてもカンテラ入団というのは難しいですが、将来的には日本からバルサカンテラに入る選手がでてきても何らおかしなことではないと思います。(実際、この小学2年生の子はバルサのカンテラでも通用すると絶賛されていました。)

むしろ、バルサのようなチームのトップチームでプレーをしようと思えば12歳~18歳ぐらいまでには下部組織に入団し、その上で、頭角をあらわすぐらいのレベルでなければ、超一流になるのは難しいのではないかと思います。

そういう意味では日本の子供たちがもっともっと海外でプレーする機会が得られるようなものを提供していければなと思います。

日本のクラブチームから見れば人材流出かもしれませんが、日本のサッカーレベルが格段にあがり、サッカーが夢を見られるスポーツだという認識が世の中に浸透すれば、サッカー人口が増え、最終的には各クラブに還元されるのではないかと思います。

もっと大きな視点で日本サッカーを見てくれる人が増えることを節に願います。

今のままだと、就職先としてのJリーグは全く魅力のないものになってしまう気がします。

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