フットボールとは人生を表現する場所である

2015.8.31

ワールドチャレンジが終わりました。

1日たった今もなんかじーんとしています。
口下手なんで、あまり感情を表現できないんですけど、人生で突き抜けるほどの経験ってそんなに何回もできるわけではないと思うんですよね。

毎日平凡に事なきを得るために生きることもできるかもしれないけど、短い人生、やっぱり突き抜けるような経験をたくさん味わってみたい。

このワールドチャレンジは自分にとってもそのような経験をできる場所だけれど、今回の大会を終えて、子供たちだったり、大会に関わっている人だったり、保護者の方だったりにそういった場を提供できてるんじゃないかと、自分が感じられたことがすごく嬉しいです。

今回の大会は、準決勝での敗退で審判に感情を爆発させたバルサのその後の対応にバルサの「人間教育の哲学」が見えたし、カミオネーロスからはサッカーに「人生をかける」とはどういうものかということを学べたし、東京都選抜は「経験から学ぶことで乗り越えられるんだ」ということを結果で証明してくれました。

サッカーでは、技術的、戦術的な部分を超えたすべての要素がサッカーの結果に影響する、それこそ、22人のこれまでの人生すべての集大成がサッカーのピッチ内で表現されるんだということを強く感じ、自分も成長した気がします。

来年もぜひ、大会を開催したいと思います!
みなさんありがとうございました!!


もっと見たかったフロンターレの甲斐君。
僕が過去に見た日本のセンターバックではNO1.
バルサの監督が大会のベストプレーヤーだとおっしゃってました。
今はFIFAのルールがあるから獲得はできないけど、クラブには情報をあげとくよと。


カミオネーロスはスラム街に住んでる子が5人ぐらいいたらしく、サッカーとは人生そのものであるということを目の前で披露してくれた。
(加藤未央さんにいただいた写真です)


チャビ・シモンズ。 東京都選抜戦の1失点目につながるミスから
頭に血が上り、PK失敗。よくも悪くも今年のバルサは彼の出来がすべてを左右したかな。


プレシーズンだというのもあるけど、試合中の戦術的な修正が非常に多かった。


東京のディフェンスは本当に統率がとれていて素晴らしかった!

最高のプレシーズンになったよと笑顔で帰国。