新装リニューアルから、3ヶ月強、スパサカの視聴率が目に見えて落ちていますね。
新装リニューアルまでは、6%~7%代も結構あって、悪くても5%台だったのですが、今は、4%台がやっと。
3%台に突入する日も近いでしょう。
これが、加藤未央のレギュラー降板によるものかどうかは知りませんが、サッカーファンにそっぽを向かれだしていることは事実でしょう。
以前にもスパサカの視聴率の話はしましたが、昔は、6%~8%レンジをいったりきたりしていたのです。
当然、サッカー人気のかげりもあるでしょうが、TBSのサッカーに対する取り組みが視聴者に悪い意味で伝わったのでしょう。
もちろん、TBSがこのような取り組み方になったのは、サッカー人気の低下が原因の一つだとは思います。
このブログではJリーグについてはほとんど話をしていませんが、思うところを一つ。
僕は、Jリーグのブランドイメージ戦略は明らかに失敗していると思っていますが、ここの部分に対して突っ込む人がいないのは気になります。
正直、健全経営ができているクラブが多くなってきて、経営面ではよいでしょうが、Jリーグのブランドは確実に落ちていると思います。
大きな原因の一つが、護送船団方式とそこから発生するマンネリにあると思います。
補強も、PRも何もかもチームの色がなく、補強といえばブラジル人、韓国人の使いまわし。さほど目新しい取り組みもありません。く(アジア枠はありましたが)
各クラブの取り組みは、少ない予算の中で非常にアイデアを絞り、面白いものも沢山あるのですが、いかんせんスケールが小さい。。
地方クラブをどんどん引き上げていき、全国にJを目指すクラブがでてくるのはいいのですが、もう少しJリーグのブランドイメージを高める必要があるのではないでしょうか。
いや、観客は増えているという方もいらっしゃると思いますが、現在のような状況では、コアファン以外は見たいと思わないのではないでしょうか・・・。
当然、Jリーグの理念は地域密着ですから、それでいいのでしょうが、何かベクトルの向きが健全経営だけに向いているような気もします。
お金がないから選手がとれないというのは分かります。じゃあ、予算の範囲を出ないように節約すればいいのかといえば、そうではありません。お金を引っ張ってくる方法を考えるしかありませんよね。
このご時勢ではスポンサーがつかないとよくいいますが、スポンサーがつくような選手を集めればいいのです。さらに、いい選手がくればお客さんが集まり、興行収入は増え、スポンサーがつきやすくなります。
なんとか負のスパイラルから脱却する動きをとらないといつまでたってもなんとな~くやってたんだ~というリーグのままで、マンネリが続きます。マンネリが続くとどうなるか、一気に何かがはじけて下降していきます。
日本サッカーがそうならないように、斬新な発想をもち、かつクラブチーム内で決定権がある方が出てきて欲しいですね。
もう遅いですが、例えばフィーゴとか、ネドベドとかを何選手か引っ張ってくることができれば、メディアの露出はかなり集中すると思います。昔は、多くのクラブが同じように海外から有名選手を引っ張っていましたから、露出は分散されていましたが、今なら圧倒的な露出ができると思います。
どうして、どのクラブも戦略が横並びなのでしょうか・・。
ちょっと不思議です。