出張続き、ミラノ→バルセロナ

2010.10.27

今回のミランでのミーティングは、過去にはなかった類のもので、各国のパートナーを集めて、今後も行っていくとのことです。(契約書にもそのような記載があります。)

今回のタイミングで行われたのは、たまたまではなく、ミーティングの翌日は、ミランがスポンサー向けに行う10-11シーズンのマーケティングストラテジー発表会であり、さらにその翌日は全世界のミランジュニアキャンプの優秀選手ばかりが集まって行うイベントでもあります。

僕も本来は参加すべきだったのですが、どうしてもバルセロナに行かなければならない理由があり、止むを得ず、全体ミーティングだけの出席となりました。

バルセロナに到着したのは、14日深夜。今回のバルセロナでの目的は、基本的に情報収集でした。というのも、サンドロロセー会長になってからというもの人事異動がすさまじく、またクラブの内部の動きが明らかに変化していたからです。

誰がいなくなって、誰がどのポジションについてというのを把握しておくのは非常に重要です。クラブ内の人だけではなくて、パートナー企業にとっても会長の交代というのは本当に大きな出来事なのです。

バルサの練習場に行った際、ラポルタ会長時代にスポーツ部門の交渉を担っていた幹部(当時)と偶然出くわしました。彼とは2003年以来の知り合いなのですが、元気?と聞くと「いやーおれは生き延びたよー。」と言っていました。

僕がバルサと仕事をはじめてから、もう20名弱と名刺を交換したと思いますが、その中で残っている人はほんの数人だと思います。逆にミランのスタッフでクラブを去った人は一人もいません。(期間は3年ほどですが。)

さて、ちょっと話がそれましたが、情報収集でバルセロナに来た僕は15日にはソシオ部とミーティングをし、夕方からカンテラのフベニルB(16歳)の試合を見学しつつ、アレビン(11歳)だとかの練習を見学し、その後、カンテラコーチであり、今年のキャンプに参加したオスカルとクリスティアンと食事をしました。

ソシオ部の担当者とのミーティングについては次回書きます。カンテラ入団したという日本人の話も今週中には書きます。