モウリーニョ、来季はどこへ

2012.3.22

サッカー業界で仕事をはじめて9年。

最近は、サイクルというものを強く意識しながら仕事をしています。
僕が昔いた会社では、ベッカムグッズを大量に作った直後にベッカムがレアルマドリーに移籍したことにより、会社が大打撃を受けました。

日本代表のようにワールドカップを1つのサイクルとして、4年間の動きがだいたい読めるものはわりと対応しやすいのですが、なかなか読めないのが欧州クラブのサイクルです。

バルサでいうと、03-04シーズンから1つのサイクルが始まり、06-07シーズンのリーグ優勝を逃したところでサイクルが終焉しました。

そこから、ペップの就任を機にまた新たなサイクルが始まり、そろそろ終焉を迎えつつある感じです。ペップとの契約延長ができないか、CLでレアルマドリーが優勝した場合、今のバルサのサイクルは一旦終焉を迎える気がします。

反対に新たなサイクルが始まりそうなのがレアルマドリー。今年、リーガとCLの2冠をとった場合、黄金時代がやってきそうな予感もあります。ただし、その条件としては、モウリーニョが続投することと、ペップがバルサから去ることだと思います。

モウリーニョ続投ということについて、あるスペインの友人からモウリーニョはマンUへ行くという話が舞い込んできました。そして、CR7を連れ戻すと。

この手の話は何が本当かわかりずらく、直前でひっくり返ることも多々あるので話半分で聞かないといけませんがね。実際、昔ベッカムがインテルに決まったと連絡が入った翌日には、ギャラクシーに決まったりしたこともありましたしね。

いずれにしても、残りの2ヶ月半で来季以降の欧州サッカー界の流れが見えてくるかなあと思います。