僕はスポーツマネジメントの世界にいるのですが、実際にそれを学んだことはありません。
おそらくスポーツマネジメントの世界に携わっている人のほとんどがスポーツマネジメントを学んだことがないので¥しょうか。
正直、今でも完全に直感だけで仕事してます。笑
とはいうもののこれまで実務で学んできたことをそろそろアウトプットしたいなと思い、はじめたのがヒューマンアカデミーのスポーツマネジメント講座講師です。
講師経験も1年が過ぎ、その間、学術的な視点から、スポーツマネジメントの世界を見てきました。
そういった中で、最近よく聞かれるのが、スポーツマネジメントスクールって役に立つの??ということです。
答えは、程度の差はあるかもしれませんが、役に立つと思います。
ただ、スポーツマネジメントスクールに通ったことが、就職活動をする際に有利になることはありません。
その理由は、講座を受けても実務レベルはほとんどあがらないからです。
では、どういったことがスポーツマネジメント講座を受けるメリットかといいますと、
1. スポーツマネジメント関連の会社を知ることができる。
2. 自分の能力をスポーツマネジメント業界にいかす方法がわかる。
3. 人脈ができる。
4. 今いる立場でのスポーツ業界への携わり方がわかる。
4.がちょっとわかりにくいかもしれません。
これは、実例で説明しますね。
先日、旅行会社で働いている女性が僕のセミナーにこられました。仮にこの会社をA社とします。この女性は、サッカーの仕事に携わりたいがためにA社をやめることを考えていたのです。しかし、このA社の別の部署では、僕の会社とバリバリサッカー関係の仕事をやっているのです。
結局、僕はこの女性に、A社にはこういう部署があってこういう仕事ができるかもしれないから、移動できるようにがんばってみてはどうかと提案しました。
この女性は、自分の会社でそういう仕事をしていることを知らなかったのです。つまり、今いる自分の立場(旅行会社)にいつつも、スポーツ業界に関わる方法があったわけです。今回は簡単な例ですが、実は結構そういうことは多いです。
こういった感じで、スポーツマネジメント業務を知ることで、自分とスポーツマネジメントをうまくリンクさせる方法がみつけられるのではないかなというのがメリットではないかと思います。
あとは、財布との相談ですね。笑