アーセナルの好決算の意味

2009.9.29

アーセナルの決算が発表された。

合計売上高 約445億円。
トータルで、税引後利益50億円となり、過去最高を記録。

更なるハイバリープロジェクトの開発が進行中で、開発された655のアパートのうち、現在の販売完了戸数は445となっており、累積売上高は172m£。

プロジェクトのための銀行からの融資は47m£まで減少、借り換え及び2010年12月までの期間延長に合意とのこと。

エミレーツスタジアムのすぐ横にハイバリーアパートという名前だったか、マンションがあるんですよね。アーセナルの首脳陣、賢いです。

レアルマドリーは練習場の横にレアルマドリードパークを建設するというニュースも以前でていましたが、ヨーロッパのフットボールビジネスの流れは完全に自前のスタジアムを持ち、スタジアム回りの土地の資産価値を高めることで利益を得ていく方向へ進行中ですね。

ユベントスにしても、2011年だったかな?にスタジアムを移転しますし、エスパニョールは今年から自前のスタジアムです。

今後は、自前スタジアム組と、自治体スタジアム組でチーム力の差が顕著にでてくるのではないでしょうか。

日本でも東急グループや西武グループなどが路線を作る沿線上の土地を買占め、駅、デパートを建設していく手法で資産をどんどん増やしていきましたが、サッカー界にもその流れがきましたね。

日本の鉄道会社が、専用スタジアム建設+路線拡張+大物獲得なんてことを公約に、Jリーグチーム買収なんてことをしてくれたら面白いことになるんですけどねえ。

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