2018年と2022年のW杯招致に立候補した日本。
サッカー業界関係者としては、もちろん日本にW杯が来てくれればうれしい。
でも、ちょっと待ってほしい。
今、立候補する意味はなんなのか。
代表人気が低下し、サッカーマーケットが収縮しているからなのか。
2002年に向けて作ったスタジアムを税金の無駄遣いだったと言わせないためか。
それとも2018年には日本のサッカーが世界で戦えるほどに強化されるからか。
まったく見えてこない。
招致活動が目的の立候補になっているように感じているのは僕だけではないと思う。
本当に、もう一度W杯を日本で開催するには、ターゲットの年を1つ決めて、そこに全精力を使って政治的に活動していくことだと思う。
もっと言うと、2018年はヨーロッパ、2022年はオーストラリアが開催するのが誰が見ても妥当だと思う。
あえていうなら、日本は今回の立候補は辞退し、2022年はオーストラリア支持にまわり、オーストラリアW杯で、さまざまな形で日本が協力していく体制を今から作っていったほうがよいのではないかと思う。(時差がないので、いろいろ取組ができるのではないかと思います。)