今ならまだ間に合う!監督を変えるべきだと思う

2010.5.25

昨日は埼玉スタジアムで観戦しました。

結果や内容は様々な媒体で書かれていますので、詳細には触れません。

今からでも岡田監督を解任した方がいいとか、もう今からだと誰がなっても立て直すのが無理だとか、いろいろな意見がありますが、私見を書きたいと思います。

結論から書かせていただくと、僕は岡田監督は解任したほうがいいいと思います。

そして、日本サッカーをよく知るタイプで、かつメンタルコントロールの上手な監督がよいと思います。

個人的には、日本のレベルが下がったわけではなく歯車が狂っているだけだと思っています。

ただ、その歯車が狂ってしまっているときにはずるずると引っ張るよりは、ショック療法的なものが必要となってきます。

たぶん、サッカーをやってきた人だったらわかると思いますが、チームというのは波があり、下りに入ってしまったときには、何かしらの変化がないとそのまま時間がだけが過ぎてしまいます。

そのまま放置していても、ある日突然、昔のようなサッカーができる日がやってくるのですが、今の日本代表を見ていると、W杯までにその日がやってくるとは思えません。

そうすると、変化を人為的に起こす必要があるのですが、現状では岡田監督を解任し、新監督を招聘する。そして、その新監督が最初にやる仕事は、選手に自信を取り戻させることです。

自身喪失している監督に率いられてるチームほど悲惨なものはありません。

監督の能力がどうとかいう問題ではありません。負のメンタリティーは連鎖するのです。

W杯というのは、サッカーのコアファンじゃない人にも日本のサッカーを見てもらえる重要な大会であり、W杯の戦いっぷりによって、今後の4年の日本サッカーの命運が決まるといっても過言ではありません。

また、世界中のサッカー関係者から日本サッカーが評価されます。

グループステージで敗退してしまっても構わないとは思いますが、今、まだ対策が可能な時期に動くことが必要だと思います。もし、このままの状態で、覇気もないまま、なんとなく大会に入り、1点もとれないままなんとなく全敗で大会を終える。

たぶん、今のままだとこういう形で大会を終え、その次に起こることは、大会後の4年間は日本サッカーに誰も期待せず、これまで積み上げてきたものが一旦完全に崩れるでしょう。崩れたものを作り直すというのは、とてつもない労力が必要です。

今は崩れかかっていますが、まだ崩れていません。
W杯の結果がでてないからです。まだ間に合います。

今が日本サッカーの岐路です。

今ならまだ間に合う。