会社組織を作っていく過程

2014.12.21

今年もあと10日になりましたね。
1年早いものです。

今年の9月で会社は設立10周年となり、1つの節目を迎えました。
10年前の自分に、今の仕事の内容を教えたら、びっくりするのではないかと思います。
それぐらい自分が当初想像していたよりも仕事の内容が幅広くなっています。

今年、僕は働き方を変える決断をしました。
具体的にいうと、個人商店から会社組織に変えていくため、現場にでる回数を減らし
スタッフがそれぞれの案件を責任をもって回すという形にしました。
(簡単そうに見えて、これがめちゃくちゃ難しい。)

自分で会社を立ち上げたことのある人であればわかると思いますが、
仕事の権限を委譲していくと、今まで起こらなかった問題がでてきます。
予測していなかったところでトラブルが発生していたり、あきれるほどの
非効率なやり方をしていたり・・・。当然、自分が現場にでて首を突っ込
めばトラブルになりにくかったりするのですが、とにかく自分がそこで
現場にでるのを我慢することがなかなか大変でした。

今年1年はずっとそのようなやり方をしてきたので、秋ぐらいからスタッフ
に責任感が芽生え、トラブルも減り、ずいぶん動き方が会社組織っぽく
なってきたなと感じます。 そのおかげで僕自身には時間にゆとりができ
新規プロジェクトを同時に立ち上げられるようになりました。

さまざまなビジネス書を見ても、個人商店方式で会社がたどり着ける
のはせいぜい売上が2億ぐらいまでで、そこから例えば10億の会社
にしようとすれば、例えば自分の20%の実務能力がない人であっても、
簡単に仕事をまわせるような仕組みを作り、あとは目をつぶり、じっと
我慢する方法がベストなようです。

経営者として会社組織を作っていく仕事と、サッカーの現場で子供
たちと接していく仕事をうまくバランスを保ちながら、2015年もあっと
驚く仕掛けができたらなと思います。