止むを得ない事情により会社を去ることになりましたが、この時点で僕はサッカーの仕事だけで食べていけるなどとは考えていませんでした。
それもそのはず、FCバルセロナのソシオ受付代行という仕事としては、未来永劫続いていくタイプの仕事ではなくある程度の人がソシオになればそこからはちょろちょろっと微増する一方でどう考えても寿命の短い仕事でした。
そこで、僕が考えた選択肢は、3つありました。
1. バルサとの約束である、法人化はするものの、これだけの収入ではやっていけないので、副業として細々とやっていく。
2. ここは人生のチャンスなので、意地でも切り開く
3. とりあえず1本でやってみて、うまくいかなそうになったら、副業に切り替える。
僕が選んだのは、3。
ただし、限りなく2に近い3でした。
というのもいくつか暖めていた企画があったからです。
とはいうものの、これまで会社では下っ端しかやったことがなかったので、会社はどうすればまわっていくのかなどまったくわかりませんでした。
というより、そもそも会社ってどうやって作ったらいいんやろうか。。。
という状態でした。
ソシオの募集を開始したときは、忙しくて忙しくて、会社にするにはどうとか考える時間もなく、そのまま8月の後半に差し掛かってきていました。