日本人選手が国際大会でMVPその3

2010.4.21

長らくお待たせしました。
ベルギー国際大会決勝トーナメントです。

前回までのブログを読まれてない方には簡単に概要を説明します。

2007年から開催しているFCバルセロナキャンプ。現地バルセロナからFCバルセロナスクールコーチを招聘し、日本の6歳~13歳までの子供たちにバルセロナメソッドを教えています。

2007年 : 横浜
2008年 : 横浜、神戸
2009年 : 横浜、神戸、福岡

と開催しておりまして、毎年キャンプのMVPをヨーロッパで行われる大会にFCバルセロナスクール選抜の一員として、大会に招待しております。

つまり、バルサのユニフォームを着て、バルサの選手としてプレーできるわけです。

バルサの現地スクールには300名以上の生徒がおりまして、その中から学校が休みの期間に、選抜チームを組み、ヨーロッパ中の国際大会に参加しています。そして、バルサキャンプの優秀選手には、そこに帯同してもらおうという企画です。

去年まで、毎年1名ずつ招待いたしましたが、突然スペイン人の中に一人で放り込まれ、通訳もなければ、食事も違い、さらに親元を離れているということもあって、本来の自分の力をなかなか出せませんでした。

そんな中、今年の招待選手である久保君は、これまで2回にわたり、ベルギーの国際大会に参加した久保君のプレーをレポートしたとおり、大活躍をいたしました。

今回は、そのベルギー国際大会レポートの3回目です。

ベスト16の相手は、シャルケのいるグループを
突破してきた、ベルギーのRAEC MONSというチーム。


この試合でも久保君は1ゴール。
前回までのゴールとほぼ同じ形でのゴール。
自分の形を持っているのが強みです。

試合は1-0でバルセロナの勝利。

準々決勝の相手は、ベルギーの名門アンデルレヒト。
このチームは2人ほど、足元のしっかりした黒人選手がいてかなり強かったです。展開力はバルサ以上でしたね。結構おされていたのですが、カウンターから2点をとり、2-0でバルサの勝利。久保君は1アシストでした。

準決勝は、オランダのフェイエノールド。
この大会では別格のチームでした。
U9の大会なのに、日本の小学校6年ぐらいの体格してましたね。完全にパワーで負けてました。
結果は、0-3。このチームとは10回やっても勝てないんじゃないかと思いました。

久保君もボールに触れる機会がほとんどなく、何もできませんでした。


決勝の写真ですが、元フェイエのファンホーイドングみたいすね。
次回は、3位決定戦と表彰式、そして、今回の遠征の総括です。